【BL漫画感想】異世界の沙汰は社畜次第(3)-采和輝、八月 八
【作品データ】
CP:アレシュ=インドラーク(表紙右)×近藤誠一郎(表紙左)
原作:八月 八
漫画:采和輝
発売日:2022/04/30
出版社:KADOKAWA
連載誌/レーベル:B’s-LOG COMICS
【あらすじ】
異世界のロマーニ王国に転移したサラリーマン・近藤誠一郎は、王国の経理課副管理官として転移後も仕事に追われていた。騎士団長のアレシュから世話を焼かれ、宰相のカミルからも重用される誠一郎だったが、暴漢に襲われて生死を彷徨うことに……。傷付いた誠一郎を目にしたアレシュは――。描き下ろし番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」も収録!!
https://www.cmoa.jp/title/209400/vol/3/
【ネタバレなし感想】
物語ががっつり進む楽しい巻
2巻まで世界の説明も多かったのですが、3巻ではがっつり物語が進むので超楽しかったです。小説版を先に読んだので展開は知っていたのですが、それでもわくわくしてしまいました(^^)
ところどころ挟まれるちょっとしたシーンが面白い
恋バナ大好きないとこ(アレシュの)がかわいすぎて……(^^)笑 燃えのシーンと萌えのシーンの応酬で大変で楽しかったです!
【ネタバレあり感想】※未読の方はご注意ください。
半死半生の目に合わされた誠一郎、アレシュがいないと本当に命が危なかったんだなあ……と思うと改めて恐ろしくなりました。そしてなかなか治療が始まらず宰相が怒るのも無理は無いなと。そしてそして宰相はやっぱりいい人だなあ~~って思いました。好きです。
魔力をなじませてもらって(わーい)誠一郎が復活したあと、「何があった、くわしく話せ」のコマがかっこよすぎました。本当に絵が上手ですよね。アレシュも宰相も筋肉もりもりでがっちりしていてかっけえ……って思います。
そのあとの、誠一郎をぼこった第三騎士団二人・第二騎士団一人の断罪シーンも好きです。勧善懲悪はやっぱりすかっとしますね。アレシュと宰相かっけえ……。
それにしても、いつも魔力をなじませてもらっている代価を金で払おうとする誠一郎はまじめというかなんというかもどかしい。このもどかしさをなんと表現すれば良いのか。アレシュは病院じゃないんだぞ! という気持ちです。(とは言え本来なら懲罰ものの行為みたいなので仕方ないと言えば仕方ないのですが!)
そして「結界」の始まりからの名前呼び(^^)からのキス。最高最高最高最高。やっぱり初めての名前呼びの瞬間というのは至高ですね。最高です。この瞬間のために生きているぞー!!
その後の王家主催の晩餐会も、宰相に肩を抱かれる誠一郎(心臓がぎゅんってなりました)、イストの登場(かわいい)、イストと誠一郎の距離が近くて走ってくる&ずっとぴったりくっついてくるアレシュ(かわいい)と盛りだくさんで良きでした。
そしてアレシュが末っ子発覚した瞬間私もぽいなあ~と思いました。(笑)愛おしい。誠一郎も一人っ子なのもわかるわかる。でも誠一郎の親御さんの話は本当に本当に悲しくなってしまう…………(泣)うう。
浄化遠征の旅の始まりは、アレシュのいとこが「誠一郎の着ている服がアレシュ家のもの」と気づいたシーンで笑いました。遠征は結構重要な要素なのでちゃんと読まないとなあ~と思いつつ、いとこの顔を思い出し笑いしていました。(笑)
優愛もこの遠征から徐々に変わっていきますからね。浄化したあと泣いているシーンは心が痛いです。。まだ十六歳なのに本当によく頑張っているなあと思います。。ただ王子はいけすかねえ!(?)
4巻でもまた物語が大きく動くはずなので発売が待ち遠しいです!!
【まとめ】
燃えたり萌えたり忙しい巻でした。ここからさらにいろいろなことが起きるので、4巻を早く読みたいです!!
異世界の沙汰は社畜次第 3
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。