【BL漫画感想】スウィートルームエスケイプ(上)(下)-おわる
【作品データ】
CP:アルブレヒト・ツヴァイク(上巻表紙上)×内藤陽人(1巻表紙下)
著者:おわる
発売日:上・下巻/2022年7月14日
出版社:竹書房
【あらすじ】
どこまでも完璧な男・アルに半ば強引に口説かれ続け更には仕事のプロジェクトを共にすることなった陽人。
男遊びは賢く軽く、恋人は作らずがスタンスだったのに一緒に過ごす時間を悪くないと思い始めていたところにアルの執事・レイが日本にやってきてふたりの時間をことごとく邪魔されてしまう。そんな中、アルが日本を離れるという噂を聞き、好きだ好きだとアプローチしてくる一方で大切なことを直接伝えてくれないことにモヤモヤする気持ちを抱えたままふたりで出張へ行くことに。
その夜、思いがけずアルの気持ちを知り恋を自覚した陽人はアルと自分の誕生日を一緒に過ごす約束をするが後日レイから“その日はアルのお見合いがある”と告げられ――?執着スパダリセレブ×ビッチな敏腕リーマン
ワンナイトでは終わらない、世界を股(♂)にかけたスウィートラブチェイスえろきゅんマイスターおわる最新刊
https://www.cmoa.jp/title/247910/vol/2/
初の上下巻で同時発売!
【ネタバレなし感想】
大好きな作品です。何度も何度も読み返しては笑って萌えて楽しんでいます。
主人公の陽人が突き抜けた明るさのビッチでかわいいです。色んなタイプのビッチ受けがいる中でとても好きなタイプのビッチです。しごできですしもしこの子がビッチじゃなかったとしたらスパダリタイプかな〜と思うのですが、アル(攻め)が陽人を上回る超絶スパダリだったので「すげぇ……」ってなりました。
アルがちょっとストーカー気質ですが健気でかわいいなと思いました。あの手この手で受けを陥落させようとする攻めって最高ですね。
おわるさんの絵ってすごく繊細で丁寧できれいでえっちで大好きです。今作も「肉体美!!!!」って感じで眼福でした。
上巻も大好きですが、下巻の中盤からギアが上がってきてグッとくるシーンのオンパレードでした。最高です。
【ネタバレあり感想】
元々ビッチ受けは大好きなのですが、陽人はめちゃくちゃ可愛いビッチでツボでした。海外を飛び回って現地で男を作りまくって……の生活、頭のネジがぶっ飛んでいて最高だと思いました。(もちろん褒めています)営業職でコミュ強の陽人ならではの人生の楽しみ方ですね。めちゃくちゃかわいいです。
アルのハイスペックっぷりには読んでてなんだか目眩がしましたが。。(笑)あまりにもハイスペック、あまりにも完璧。でも嫉妬深く、執念深く、ハルトに素直に好きだと伝えたり情熱的な愛情表現をするところはめちゃくちゃかわいいなと思いました。何せハルトより年下ですしね……。わーい! 年下攻め大好きー! ってなりました。
そして二人の掛け合いがとにかく愉快な作品だなと思いました。一番好きなのは、上巻のパリ最終日の夜、ナンパした男を連れたハルトとアルが鉢合わせした(アルが待ち伏せていた)シーンです。何をしようとしていたかごまかしきれずに白状するハルトと詰め寄るアルがかわいすぎました。萌え萌え萌えです。
アルにどろどろに愛されてハルトもアルを本気で好きになったところで発生する下巻のすれ違い、ちょっと辛くてですね……、「うわあああ!!」って叫びたくなりました。まあ大体執事くんのせいなのですが、アルのことを心配する気持ちはとても分かりますし可愛いので許しました(??)
ハルトが今まで誠実な恋をして来なかったことを振り返り、アルが離れていくのに何も言えないハルト、、切なかったです。でも、「まあそうだよなぁ……」と納得してしまう部分もありつつ。今までの二人のラブラブっぷりを思い返しながら「こう来るかぁ〜〜!!」って悶えてしまいました。ハルトがアルに婚約者のことを怖くて直接聞けないのも「分かる」し、婚約者がいると知って一度身を引こうとしてしまうのも「分かる」。
でもそこからのパーティでのアルのスピーチ、そしてハルトがアルの首に腕を回しながら言ったあのセリフ……、「この二人、かわいすぎ!?」ってなりました。脳汁ドッバドバでした。最後にはちゃんと丸く収まるんだろうな……!? とは思っておりましたがやっぱりちゃんと丸く収まった時はホッとしました。
そしてここから!! ここから二人のラブラブな生活が読めると分かってすごいガッツポーズをかましました。下巻、まだ半分もあったんですもん……!! 大喜びでした。結婚……はするのかと思いきやしませんでしたが、同棲まで、、あの執事くんは姑化するしで幸せすぎました。
【まとめ】
丸太を切る2人も見たかった……!(後書きより)とにかくドドドえっちで幸せで最高な作品でした。ありがとうございました。
スウィートルームエスケイプ 【電子限定特典付き】(上)
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました!