一般小説感想– category –
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【一般小説感想】流浪の月-凪良ゆう
【一般小説感想】流浪の月-凪良ゆう 【【作品データ】】 リンク 作者:凪良ゆう 出版社:東京創元社 紙初版日:2022年2月25日 【あらすじ】 【2020年本屋大賞受賞作】【映画化決定 2022年5月公開 監督・脚本 李相日 出演 広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子ほか】最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時... -
【一般小説感想】推し、燃ゆ-宇佐見りん
【一般小説感想】推し、燃ゆ-宇佐見りん 【【作品データ】】 リンク 推し、燃ゆ 著者:宇佐見りん 発売日:2020年9月 出版社:河出書房新社 【【あらすじ】】 【第164回芥川賞受賞作】逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。https://www.cmoa.jp/title/1101286649/ 【【ネタバレなし感想】】 オタク特有の「クソデカ感情」を文学的に表現した作品 推しを推してい... -
【一般小説感想】レモンタルト-長野まゆみ
【一般小説感想】レモンタルト-長野まゆみ 【【作品データ】】 リンク レモンタルト 著者:長野まゆみ 発売日:2009年10月 出版社:講談社 【【あらすじ】】 「もう、ずっと前から義兄(あに)のことが好きだった」姉は若くして逝った。弟の私は、姉の夫だった義兄と、遺された一軒家でふたり暮らしをしている。会社では無理難題を持ちかける役員のもとで秘密の業務にあたり、私生活でも奇妙な事件ばかり。日増しに募る義兄への思いと、亡き姉への思慕。もどかしい恋の行方と日常にひそむ不思議を、軽やかに紡ぐ連作... -
【一般書籍感想】嫌われる勇気-岸見一郎、古賀史健
【一般書籍感想】嫌われる勇気-岸見一郎、古賀史健 【作品データ】 リンク 嫌われる勇気 著者:岸見一郎、古賀史健 発売日:2013年12月12日 出版社:ダイヤモンド社 あらすじ フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。https://www.cmoa.jp/ti... -
【一般小説感想】アスク・ミー・ホワイ-古市憲寿
【一般小説感想】アスク・ミー・ホワイ-古市憲寿 【作品データ】 リンク アスク・ミー・ホワイ 著者:古市憲寿 発売日:2020年8月27日 出版社:マガジンハウス あらすじ 過去はね、変えられるはずなんだよ。もしかしたら、未来よりもずっと簡単に初めて港くんと会ったのは、大寒波が到来した冬の日だった。港颯真・元俳優。写真週刊誌のスキャンダル報道によって、彼は、少し前に芸能界から姿を消した。ヨーロッパの街を転々としていたようが、ここアムステルダムに住み始めたという噂は本当だったのだ。https://w...
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