②モラ逃げを決意した本当の理由|夫と義母のモラハラに限界を感じて市役所の女性相談に行った話 

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家族の前では普段通りにふるまい、一人になると涙が止まらない……そんな毎日でした。「私がモラハラを受けている?」信じたくない恐怖と戦いながら、市役所の女性相談に足を運んだ実体験をお伝えします。

目次

家族の前での「普段の妻&母」を演じる一方、一人になると涙が止まらなかった

自宅に帰ったあと、私は家族の前ではなるべくいつも通りにふるまうようにしていました。家事や育児もいつも通りやるし、できるだけ普段と変わらないように振る舞いました。すべていつも通りにと努力しました。なぜなら、私が旦那の「モラハラ」に気づいたと勘づかれたら、何をされるか分からなかったからです。

実家に帰省したあと、旦那は毎回機嫌が悪くなります。妻が羽を伸ばしている間、自分が家事をしなければならないという状況がイラつくのだと思います。この時も旦那の機嫌は悪かったのですが、そんな旦那のご機嫌取りをするのはいつものことだったので、私は一生懸命旦那のいうことを聞いてご機嫌取りをしていました。

しかし一方で、家族のいない時間(旦那が仕事に出かけて子供たちが学校に行っている間、私は家で仕事をしていました)、私はめちゃくちゃ泣いて再び検索魔に戻っていました。家事をしている時、仕事をしている時、私は常に涙を流していました。仕事で使っていたPCには今も涙の跡が残っています。

「離婚」の選択肢を持てないまま、市役所の女性相談へ 

家族の前では普段と同じようにふるまい、一人になると大泣きする。一人で抱え込むことに限界を感じ、「誰かに相談したい」と思うようになりました。一人で考えていると堂々巡りで手詰まりだし、話を聞いてもらいたかったのです。

まずは市役所の女性相談に行くことにしました。居住地の市役所のHPにアクセスし、女性相談を予約しました。予約の項目に「相談内容」があり、「家族のこと」「離婚のこと」という選択肢がありました。私はしばらく悩んで、「家族のこと」を選択しました。この時は、まだ離婚のことは頭になかったのです。そんな気力や勇気はありませんでした。

「自分が被害者かもしれない」今まで信じた人生がひっくり返る恐怖と震え 

旦那が仕事、子供たちが学校に行っている間、私はこっそり仕事の休みを取り、市役所に向かいました。市役所に着くと、「こちらでお待ちください」と待合室に通されました。私は事前に何を話すかスマホにメモ用意をしていたので、待合室でメモの内容に不備がないか確認しました。そうしていたら、「あれ、私は今なんでこんなことになっているだろう?」という恐怖が段々とわいて、涙が出て、体の震えが止まりませんでした。

「自分がモラハラ被害者かもしれない」という考えは、私の今まで信じてきた人生を180度ひっくり返すものでした。私はずっと、優しい旦那と義母、かわいい子供たちに囲まれて世界一幸せな人間だと思っていました。それが、もしかしたら違ったのかもしれないというのは、耐え難い恐怖でした。

「泣いていても大丈夫」救われた相談員さんの一言と最初の一歩 

女性相談の相談室に案内されてドアを開けた時、中には相談員の女性が一人いらっしゃいました。私はその方を前にしても、涙がまだ止まっていませんでした。むしろ、泣かないようにとすればするほど涙の量は増える一方です。そうしたら、相談員さんが私の顔を見てにっこり笑っておっしゃいました。

「泣いてても全然大丈夫ですから、ゆっくり話してくださいね。私はあなたの話を聞くためにここにいます」

私は何度も頷きながら、「ありがとうございます」とお礼を言いました。正直な話、私はうっとうしがられるのではないかと思っていたので本当に嬉しかったです。私が泣いていると、旦那にいつも「うっとうしい!早く泣きやめ!」と怒られていたので、怖かったのです。

「あの……もしかしたら、旦那と義母にモラハラを受けているかもしれないんです」

やっとのことで絞り出した最初の言葉はそれでした。相談員さんは二度頷いて「詳しく聞かせてください」とおっしゃいました。私はこの相談員さんに、この先何度もお世話になることになります。これがその最初の一歩でした。

■まとめ:一人で抱え込まず、まずは誰かに話すことから始めてみませんか 

「世界一幸せ」だと思っていた日常が、実はモラハラだったのかもしれない。その事実に気づいた時の恐怖やショックは、言葉では言い表せないほど大きななものでした。

当時の私はただただ一人で泣くことしかできませんでした。それでも、勇気を出して市役所の女性相談に一歩を踏み出したことで、自分を否定されずに話を聞いてもらえる安心感を知ることができました。

私自身は、すぐに離婚や避難を決断することはできませんでした。まず誰かに話を聞いてもらったことで、一人で抱え込んでいた状況を整理するきっかけになりました。もし同じように悩んでいる方がいるなら、無理に結論を急がず、信頼できる人や専門の相談窓口に相談するという方法もあります。

いきなり離婚や避難(モラ逃げ)を決意する必要はありません。まずは市役所の窓口や専門の相談機関など、安全な場所で「誰かに話を聞いてもらうこと」から始めてみてください。その小さな一歩が、あなたの心と人生を守る大切なスタートになると思います。

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この記事を書いた人

はなのアバター はな モラ逃げ離婚済みシンママ

モラ夫からモラハラ・DVを15年受けながら暮らしていました。ある日自分が被害者であると気づき、子供と昼逃げしました。現在離婚調停済みのシンママ。

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