【BL小説感想】魔道祖師(1)-墨香銅臭

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【BL小説感想】魔道祖師(1)- 墨香銅臭

目次

【作品データ】

CP:ランワンジー(表紙右)×ウェイウーシェン(表紙左)

著者:墨香銅臭

発売日:2021年5月30日

出版社:株式会社フロンティアワークス

【あらすじ】

【時を超えた、運命の再会。】かつて「悪の道に堕ちた」と人々から恐れられた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、すべてを失い非業の死を遂げた。しかし、それは自らの信念を貫いた証だった。それから13年後――別人の体に召喚され、思いがけず現世に蘇る。正体を隠し過去と決別しようとするが、よりによって少年の頃から文武を競い合った宿命の相手、藍忘機(ラン・ワンジー)と再会してしまう。自由奔放で快活な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と、品行方正で寡黙な藍忘機(ラン・ワンジー)。前世の記憶の中では衝突してばかりいたはずなのに、なぜか彼はそばを離れようとせず――。あの日の旋律が、再び二人を巡りあわせる

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/649112/A002667677/

【ネタバレなし感想】

面白いしちゃんとBLでした!

ずっと気になっていた作品がこの度(2021.08.01)電子書籍で販売開始になったということで、即買いしました。面白いです! 中国の作品は初めて読みましたが、中国ファンタジーを全身に浴びられて幸せでした。そして思っていたよりしっかりBLで驚きました。かわいかったです。

登場人物が多くても読んでいる内に慣れます

作中の登場人物は中国の方の名前なので馴染みがなく、しかも数も多いため最初は「誰が誰だっけ?」となりがちですが、読んでいくうちに馴染んで自然とわかるようになりました。文章も読みやすいのでサクサク読み進められます。

中国読みの単語(名前など)には読み仮名や解説があります

日本人には馴染みのない名前の読み方や単語には、全てふりがながふってあり解説もるため安心して読み進められます。また、冒頭に登場人物や単語の説明もあるため、わからなくなった時は確かめられるようになっているのも親切だなあと思いました。

リバになりそうな雰囲気はあってもリバはありません

リバっぽい雰囲気のシーンはありますが、リバはない(と断言されていました)とのことなので、リバが苦手な方でも安心して読み進められるかと思います。

かなりのボリュームで読み応えがあります

小説を読むのがものすごく遅い私は、1巻を読み切るのに3日かかりました。(笑)とにかくすごいボリュームで、仕事や家事などの合間にずっと読んでいられますので満足感がありました。毎日楽しかったです。(笑)また、挿し絵がないので(挿し絵が無いのは電子書籍版だけかもしれません)電車などで読んでも周りを気にしなくて大丈夫そうだなと思いました。

【ネタバレあり感想】※未読の方はご注意ください。

JCの封神演義直撃世代の私にはぶっささりまくりな作品でした。中国だー!! という要素が満載で、読んでいる間ずっと楽しかったです。

一冊通しての感想としましては、徐々にエンジンがかかってくる作品だなあと思いました。ページ数も多いですし、最初は「ちゃんとついていけるだろうか?」と恐る恐る読んでいたのですが、物語のおもしろさにのめりこんで行き、最終的には「2巻が早く読みたい!!」という気持ちに変化していきました。

特に、現代のウェイウーシェンとランワンジーの交流が始まったあたりからが面白くなってきたな~! と思いました。BLの色が濃くなったのもこの辺りですよね。過去編でのウェイウーシェンとランワンジーの絡みも面白かったのですが、現代のランワンジーのデレが激しくて途端に可愛くなりましたよね。(笑)

私が一番ランワンジーを可愛いなコイツ~! と思ったのは、やはり第七章でランワンジーが泥酔したシーンです。普段ツンツンしている分デレが出た時の破壊力がすさまじい……。子供のように鬼将軍をぶったたくのも可愛いですし(鬼将軍かわいそう笑)、ウェイウーシェンからの「俺のことをどう思っているか?」の問いに「私のだ」「私のもの」と答えた時は心臓がギュンッッってなりました。(これ分かってもらえますよね!?笑)

また、ウェイウーシェンの普段の飄々とした性格とやるときはやるかっこよさのギャップもいいですよね……いいですよね……。鬼将軍を召喚してサラッと言うことを聞かせてしまうところとか、第八章で屍毒にあてられたランジンイーたちの解毒をするところとか「かかかかっこいー!!」ってなりました。

ウェイウーシェンがランワンジーをわざと「含光君」と読んでからかったりしているところも「可愛いな……」って思います。小説なので、頭の中でイケメン二人がじゃれあっている図を想像してはフフッ……ってなります。二人とも強いしイケメンだし仲良しだしって思ったら最強ですね。

また、私の一番の推しはジンリンですね。可愛すぎだろ!! ってキレたくなるほどの可愛さでした。愚直と言えるほどのまっすぐな頑固者なところが可愛い。宿屋にて、気絶しているジンリンの悪詛痕を確認しようとしたウェイウーシェンに「襲われた」と勘違いした時のジンリンはまさにお嬢様でした。(幻覚)これからも活躍してほしいです。

そして1巻の最後は非常に気になる終わり方でしたよね……。シャオシンチェンは絶対にいい人だって騙されちゃったし(まだ真相は分かりませんが!)、ソンランの「う、し、ろ、に、い、る、ひ、と」にはゾワッてなりました。すぐに2巻を読みたいと思います。

【まとめ】

「ページ数も多いし難しそう」と思っている方には「私のようなアホでも楽しく読めたのでご安心ください!」とお伝えしたいです。読後感はハリーポッターのようなワクワク感に似ているかなと思います。とにかく一度読んで頂きたい……そして一緒にハマって頂きたい……と、そう思います。

以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。
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