【BL漫画感想】したがりな俺たちの、きのう今日あした-松本ノダ
【作品データ】
したがりな俺たちの、きのう今日あした
CP:瑞樹(表紙左)×ゆうま(表紙右)
著者:松本ノダ
発売日:2016年05月18日
出版社:ジュネット
【あらすじ】
瑞樹とゆうまは中学、高校の付き合いで恋人同士…なのだが、お互い実家住まいでなかなか想いを遂げられずにいた。我慢の限界が近い瑞樹だったが、とうとう両親不在の週末を迎えられることになって…!?
https://www.cmoa.jp/title/111962/
【ネタバレなし感想】
金髪×眼鏡の子です
初めて表紙を見た時、「どっちが攻めでどっちが受けだろう!?」と思ったので書いておきます。二人ともかわいいです。
高校生×高校生の青春の空気感が良い
高校生同士のCPで、一冊まるまる初々しい感じがひたすら可愛かったです。お互い必死だし、お互い大好きだし、いやされます。
積極的な受けが好きな方におすすめ
受けのゆうまくんがめちゃくちゃ積極的なの、すごく良いと思います。受けだけど受け身じゃない感じが良いなあ~と思いました。すきです。
学生同士のCPの良さが詰まった一冊
高校生同士というCPへのドリームがめちゃくちゃ詰まった一冊でした。そうだよね! そうだよねー!! という感じです。(?)とにかくかわいかったです。
【ネタバレあり感想】※未読の方はご注意ください。
学生同士のCPの不便さが前半の要になっていると思うのですが、二人ともえろいことに必死な感じがめちゃくちゃかわいい。瑞樹がとにかくゆうまにくっつきたがって、ゆうまは「しょうがないなあ」という対応だけど、実はゆうまも結構したがっているというところがツボでした。かわいい。
私が特に好きなのは、電車の中のいちごミルクの下りでした。ゆうまがいちごミルクをいつも飲んでいるのも可愛いし、間接キスした友達に嫉妬する瑞樹くんもかわいいなー! そのあとゆうまも女子にしっかり嫉妬してるのも最高でした。かわいいです。
ファミレスの話での大人になった二人も、明るい未来が想像されていやされます。ひたすらめちゃくちゃハッピー。何も心配せず、安心して読んでいました。
しかしその次の「無人島にもっていくなら」ではやられました。一瞬ギョエーッってなりました。中学の頃、出会った頃の話、体育祭の話でかわいいな~ってなった後に、フェリーの転落事故のニュースで、本当に半泣きになってました。もしこれが現実だったら立ち直れなかったかもしれません。(笑)原住民(?)の瑞樹くんかわいい。
そしてそのあとのおみやげを渡すシーン&告白の返事のシーンで、ゆうまが過去の瑞樹との思い出を振り返っているところ、すごく大好きです。戻れない過去に対する切なさも感じるいいシーンだと思います。
「はじめてまであともう少し」も、めっっちゃくちゃかわいくて好きです。いいところで家族が乱入、あるあるだけどやっぱり味わい深いですね。(?)高校生同士のCPならではだな~と思います。好きです。
【まとめ】
この作品、めちゃくちゃ大好きです。数年前に購入したのですが、今でもちょこちょこ読み返しています。とにかく二人とも可愛くて、気分が沈んでいる時に読むと元気になれます。そして若さがまぶしい……。(笑)