私がブログで記事を書くとき、キングジムのポメラDM100という機械を使用しています。この記事も、愛用のポメラDM100で書いています。
ポメラとは、文字入力に特化したワープロのような機械のことです。ノートPCのような見た目をしていますが、ブラウザなどアプリケーションを動かす機能は一切ありません。デジタルメモ帳、議事録、小説執筆などといった文章作成に使われます。
ポメラを使用する利点としては、第一に起動の早さがあります。ノートPCではどんなに早くても1分以上は起動に時間がかかりますが、ポメラはパカッと開いてすぐに文字入力を始めることができます。何かアイデアを思いついたときにすぐさま打ち込める機械というのは、大変ありがたい存在だと思います。
次にポメラの利点として挙げられるのは、文字入力以外のことに邪魔されず没頭できるということです。ノートPCは誘惑が多く、ついネットサーフィンしてしまったりYouTubeを再生してしまったりします。(あくまで私の場合です。笑)しかしポメラにはそのような機能が元々ついていないので、ひたすら文字を打ち込むことができます。
もし文章を打っている途中でアレ? と思うようなことがあれば、スマホのブラウザで調べます。私はいつも、ポメラとスマホの二刀流で作業しています。
現在、ポメラはDM200が最新機種です。私が使っているDM100はこのDM200の型落ち機ということになります。
DM100とDM200の大きな違いとして一番に思いつくのは、電源です。ポメラDM100は乾電池2本で動くのに対し、DM200は充電式の内蔵リチウム電池です。もし外出先で電池切れになった時には、DM100は換えの単3電池、DM200はモバイルバッテリーが必要になる感じだと思います。
ただ、リチウム電池にはどうしても寿命がありますので、そこはDM100の方が優位だと言えるのかもしれません。電池の液漏れ等のリスクもあるのでしょうが……。あと、私の体感ですがDM100の電池消費はまあまあ早いです。でも、ただの酷使しすぎなのかも。ポメラごめん。
またDM100の文字変換ですが、誤解を恐れずに言えば、すご~~~~くおばかな方だと思っています。頭の中にある文章をひたすらアウトプットしている時、変な変換で引っかかってしまうと「ぬああああ!」ってなります。
DM200のレビューを見ていると、文字変換についてDM100と比べてかなり改善されているのだと思います。みなさま「DM100の頃はひどかったので嬉しい」とおっしゃっているのがまた……。しかし、私はそんなDM100のおばかなところも愛しています。
そうなんです。私はこのポメラDM100を愛しているのです。
このポメラは2年ほど前に安価で譲っていただいたもので、ケーブルや説明書等の周辺機器もなにもない状態で我が家にやってきました。
私はこのポメラが可愛くて仕方がありません。家にあった余り布(キルト生地)とミシンで専用ケースも作ってあげましたし、出かける時にはいつも一緒です。
車の中や、図書館や、ラウンジなど、色々なところでポメラを使ってきました。打鍵感はやはり文字入力に特化しているだけあって最高です。「没頭」は人生においてストレスの対極にあるものだと思っているので(某芸人さんの受け売りです)、ポメラをさわっているととても癒されるのです。
家に来た頃よりも少しくたびれて来たような感じはありますが、まだまだ元気です。どんなに変換がおばかでも、このポメラが壊れるまで買い換える気はありません。
また、ポメラはWordPressのグーテンベルクともまあまあ相性が良いのです。(どの文字入力ツールにも言えることなのかもしれませんが)
改行を二行分入れておけば、グーテンベルクにコピペするだけで楽にブロック化されますし、あとはちょいちょいいじってしまえばすぐ公開できる状態に持っていけるので便利です。
最初はそれが分からなくて苦労しましたが、今ではポメラ上で定型文→文字入力→PC上でWordPressのグーテンベルクにコピペ→見出しなどをいじってハイ完成! という感じで楽にやらせていただいています。
ポメラちゃんありがとう!
……この日記、いったいなにが言いたいのでしょうか。
前半は「レビューするぞ!」と意気込んでいたのですが、途中からはただのポメラへの愛について語っているだけになってしまいました。
とにかくこれだけは言いたいのだと思います。
ポメラはいいぞ。