【BL漫画感想】ライオン如きの国から-博士
作品データ
ライオン如きの国から
CP:ルカ(表紙左)×青菜まこと(表紙右)
著者:博士
レーベル:gateauコミックス
発売日:2020年11月13日
出版社:一迅社
あらすじ
「異国のモテ男がいらっしゃる」
クラスで少し浮いた存在の動物好きな高校生・マコトはある日、母親からマサイ族出身の留学生が家にホームステイしにくることを知らされる。屈強な男を想像するマコトだが、現れたのは意外にもコミュ力が高い今風な好青年・ルカだった。マイルドマサイに一安心したのも束の間ルカがマコトを女の子と勘違いしていることが発覚する。しかも男だと分かった後もすっかり恋に落ちてしまい――!?【描き下ろしあり】
https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/234227/
ネタバレなし感想
体格差のあるカップルはいいものです。
作家買いです
博士さんの作品には独特の世界観がありますが、今回の「ライオン如きの国から」は終始ホワホワしていて癒されました。特に、購入前に読んだ試し読みの「マサイジョーク!」のコマにはガッチリ心を掴まれました(笑)。
よき体格差
マサイ族のルカの背の高さとか、身体能力の高さとか、筋肉の感じと、マコトのぷにぷに具合の差がよき体格差だな~と思いました。ルカくんかっこいい。
マサイファンタジー
現実で考えるといろいろと問題が生じてしまうのかな? と思う展開もありますが、雰囲気と勢いでハッピーになれるマサイファンタジーだなと思いました。好きです。
ネタバレあり感想 ※未読の方はご注意ください。
まず、絵が好きです。画面がずっと私の好きな絵で埋まっていて、読んでいて幸福感を感じます。
次に、雰囲気が好きです。ずっとホワホワとした不思議な空気が漂っていて、癒されます。マコトやルカがかわいいからなのでしょうか。マコトは女の子っぽいかわいらしさがあり、ルカは少年らしいかわいらしさがあるなと思いました。
あと、個人的にですが綾ちゃんがかわいすぎました。最後のお祭りで、ルカと綾を会わせるマコトはなかなか鬼畜だな~と思いましたが、きっと綾ちゃんも、あのまま学校で告白しないままサヨナラするよりもふっきれたのではないかなと思います。
そして一番好きなシーンは、マコトがルカに蜂の巣蜜をあげるシーンです。あそこでマコトとルカの縁ががっちりと結ばれたのだな~と思うとじんわりします。しかし、サバンナの真ん中で迷子になるって、想像しただけでもぞっとしますね……。生きて帰れて良かった。
まとめ
最後はマコトがルカに会いに行くところで終わりましたが、シティボーイのマコトがいきなりサバンナはどうだろう、と思いつつもマコトなので案外順応してしまいそうだなと思います。
多作品ですがエンゾウ先生の「マザーズスピリット」を思い出しました。サバンナで暮らす上でこれから色々な困難があるとは思いますが、幸せになってほしいな~と思います。
<Renta!>
マザーズ スピリット
<コミックシーモア>
マザーズ スピリット
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。
コメント